プチ達成感
「半年後に10kg痩せます」と宣言したのは6月の初め。
受講中のある講座で、受講生の一人がダイエットすると宣言しました。つられてノリで宣言。それから半年が過ぎました。
結果は5.6kg減。
合格点とは言えませんが、それでも達成感。
うまくいかないときは別のやり方で
解決志向アプローチでは、
うまくいってることは、そのまま続けましょう。
うまくいってないことは、別のやり方を試しましょう。
と考えます。
同じことを続けて違う結果を求めることを狂気と言う。
と言ったのはアインシュタインですね。
試したこと
ということで、今回は初めてのことをいくつかやってみました。効果を検証するには一つずつ試すのが望ましいのですが、宣言した焦りがあるので一度にやってしまいました。
具体的には、
- 毎日体重計に乗る
- (プチ)筋トレ・ウォーキング
- 食生活の改善
を試しました。
毎日体重計に乗る
体重計を引っ張り出して乗る。体脂肪率の測定に少々時間がかるものの、すべてにかかる時間はせいぜい20秒程度。
なのに、中々継続できません。
体重って、日々変動してます。「昨日から1kgも増えた」は普通にあります。
日々の増減に一喜一憂せず淡々とやればいいのですが、わかっててもダメなんですね。
3日間順調に減って、4日目に1kg増えることを繰り返すと、イラついたり失望したり。。。乗るのがイヤになり、三日坊主の繰り返し。グラフにその気持ちが表れている箇所がます。
でも、三日坊主も100回繰り返せば、もはや三日坊主ではありません。三日坊主でいいと割り切りました。あきらめが肝心。今ではほとんど毎日乗ってます。
毎日の体重計は意識づけのためです。計るだけダイエットの意味はこれですね。食べ過ぎることがあっても、自然と意識が修正へ向かいます。
(プチ)筋トレ・ウォーキング
(プチ)筋トレとしたのは負荷が小さいから。
人間って、苦痛を避けて、快楽を求める生き物。よほど強い達成意欲がない限り、この順番は逆にはなりません。
そして、受け入れたくないけど受け入れざるを得ないのは、運動だけで痩せるのはムリということ。プロスポーツ選手にも肥満がいるわけですから。
わかりきってても、何とかなると思いたいんです。食べることは楽しみで、好きなものをガマンするのは苦痛だから。唐揚げとワインをガマンするのは、私にとって苦痛です。。。
やせる手段としての(プチ)筋トレとウォーキングをあきらめたのは、食生活を改善せざるを得ない状況になり、その効果を実感したからです。
食生活の改善
10月末頃に受けた人間ドックで、胃潰瘍と診断されました。加えて高血圧。医師から厳しいお叱りを受けました。
お酒を控えて食生活の改善に取り組みました。大したことはしてなくて、野菜を増やして肉を減らしただけです。
効果てきめん。それまで70kgの壁を中々超えられなかったのが、あっさり超えてしまいました。あの医師のおかげです。ありがとうございますm(_ _)m
不思議なことに、肉を欲する気持ちが少なくなりました。最近のお酒のあては、もっぱらキノコです。
薬のおかげでしょうか、胃の痛みはすっかりなくなりました。年明けに検査を控えてますが、おそらく大丈夫だと思います。
ということで、半年かかって食生活の改善にたどり着きました。
無理に食事を減らすのはダメなようです。栄養素が不足すると、脳が摂取しなさいと命令するので、結局リバウンドするとのことです。
こうして振り返ると、ごくごく当たり前の結論。知ってるとできるの違いは大きいですね。
その他
催眠療法も少しだけ取り組みました。ただ、ここに書けない理由で中断。
ごくごく個人的な理由で中断しましたが、催眠療法はとても有効です。食生活の改善とセットで取り組めば、効果抜群だと確信してます。
価値は過程に
こうして振り返ると、達成率は大したことがないものの、達成感は結構あります。結果より過程がそうさせてくれるのかも?という気がします。
カウンセリングを終えたクライエントが、スタートから終結までを振り返る手紙を書いて下さることがあります。許可を得てサイトに公開させていただいてるものもあります。
結果はもちろんですが、結果に至る過程に価値を感じていらっしゃるのだろうと思います。
クライエントはできるだけ早く目的地に到達したいと思ってお越しになります。カウンセラーである私もできるだけ早くと思って取り組みます。恥ずかしながら、その意欲が空回りすることがないとは言えません。
カウンセリングの過程が成長の過程であるとロジャーズは言いました。ノリで始めたダイエットですが、過程に目を向けるいい機会になりました。
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